高脂血症の主な症状
高脂血症は、基本的には無症状で、これといった自覚症状はほとんどありません。
そのため、別名『沈黙の病』とも言われており、気づかないまま症状が進行することが多くなっています。
主に報告されている症状としては、皮膚にコレステロールが沈着してこぶのようなものができたり、角膜にコレステロールがたまることによって黒目の上下に三日月形の角膜輪が発生する症状が報告されています。
また、高脂血症が進行すると、動脈硬化が促進され、胸痛や一時的な手足のしびれ、長時間の歩行による足の痛みなどの症状が現れます。
動脈硬化を進行させる
高脂血症にかかると、気づかないうちに動脈にコレステロールが沈着し、動脈硬化を進行させてしまうことがあります。
動脈硬化は、血管が狭くなって血流が悪くなったり、血管が硬くなって傷つきやすくなる病気です。
動脈硬化が悪化すると、高血圧が進行したり、血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞、狭心症を起こす危険性があるほか、血管が破れて脳出血になったりと命に関わる病気の発症リスクが高まります。
高脂血症に多い合併症
高脂血症は動脈硬化を引き起こすほか、さまざまな合併症を起こす可能性があります。
高脂血症の合併症として多く見られるのは、高血圧と糖尿病です。
高血圧は多くの日本人を悩ませている病気の1つ。常に血管に余計な圧力がかかるため、動脈硬化が起こりやすく、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが非常に高くなります。
一方の糖尿病は、血糖値を下げるインスリンが不足する症状で、血中の中性脂肪が異常に増え、動脈硬化をより悪化させてしまいます。



