高脂血症の治療薬

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高脂血症の治療薬には、中性脂肪とコレステロールを下げる作用があります。

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高脂血症の治療薬について

高脂血症は早期発見された場合、食事療法と運動療法で改善することができます。

しかし、症状がある程度進行していたり、動脈硬化の症状が現れている場合は、治療薬を服用するケースが多くなっています

また、高血圧や糖尿病を合併している場合や、食事療法と運動療法を3ヶ月ほど行っても数値に変化が見られない場合も薬による治療が適用されます。

高脂血症の治療薬には中性脂肪値を下げる薬とコレステロール値を下げる薬があり、症状によって使い分けられています。

中性脂肪を下げる薬

中性脂肪の数値を下げる治療薬には『フィブラート系製剤』『ニコチン酸製剤』などがあります。

フィブラート系製剤

肝臓にはたらきかけて中性脂肪の合成を抑制するほか、中性脂肪分解酵素を増やして、血中の中性脂肪を減少させるはたらきを持っています。

また、悪玉コレステロール(LDL)を約10%程度減らして、善玉コレステロール(HDL)を増やす作用も持っています。

副作用としては、筋肉の萎縮や赤い尿、脱力感などの症状が1%程度報告されています。

ニコチン酸製剤

肝臓での中性脂肪の合成を抑え、血中の中性脂肪とLDLを減少させる作用があります。

この薬を使用すると、総コレステロール値を約15%程度、中性脂肪を20%ほど下げる効果があります。

副作用には、顔や体のほてり、皮膚のかゆみ、口が乾くといった症状が挙げられます。

コレステロールを下げる薬

コレステロール値を下げる治療薬には『スタチン系』『胆汁酸排泄促進薬』『プロブコール』などがあります。

スタチン系

肝臓にはたらきかけて血中のLDLを取り込ませるほか、コレステロールの合成を抑制し、血中のコレステロールを減らす作用があります。

総コレステロール値を20~30%程度低下させられる上、LDLも30%以上減少させることができます。

副作用の発症率は1%程度ですが、フィブラート系製剤と同様の副作用が報告されています。

胆汁酸排泄促進薬

脂肪の吸収を促進する胆汁酸と結びつき、便と一緖に排泄させる作用があります。

また、LDLを細胞に取り込むLDL受容体のはたらきを活性化し、コレステロールを減少させます。

副作用として、便秘や腹部膨満感、ビタミンA・D・E・K不足などがあります。

プロブコール

肝臓でのコレステロールの合成を抑えるとともに、LDLの酸化を防いだり、心筋梗塞の再発予防効果を発揮します。

また、強力なコレステロール低減作用を持っており、長期にわたって安定した効果を得ることができます。

副作用の発症率はわずか1%程度ですが、まれに下痢や軟便、食欲不振、発疹などの副作用が報告されています。

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